相続した建物はどうなるの?

被相続人が所有していた建物も、相続することができます。
大まかな流れとしては、相続人同士で話し合いをして建物をどうするか決まれば、法務局へ赴き相続登記を済ませて完了です。
では相続登記が済めば、被相続人が所有していた建物はどうなるのでしょうか。
建物がどうなるかは、相続した本人次第です。

被相続人が生前住んでいた一軒家の場合、希望すればそのまま住むことができます。
ただし注意しておきたいのは、家の老朽化です。
新築まだ間がないのならば、特に問題はないでしょう。
しかし30年・40年と経つと、家の所々が傷んでしまいます。
さらに自然災害への対策も十分とは言えず、いつどうなるかは神のみぞ知るです。
家がかなり傷んでいれば、リフォームかリノベーションが必要になります。
また兄弟がいれば、他の兄弟から何らかの形で訴えられることも考えられます。
住むことを希望しているのなら、他の相続人としっかり話し合いを行うのが筋です。

実家の相続でこじれそうになったのなら、自宅を売却する手があります。
自宅を売却し得たお金を相続人で平等に分配すれば、トラブルが起こる心配もないでしょう。
しかし新しい家ならばともかく古い家となると、価格はほとんど期待できません。
家を壊して土地だけを売るという手もありますが、逆にお金がかかってしまうこともあります。
家をリフォームしてから売却すれば、価格もある程度は期待できるでしょう。
ただリフォームを無料で承っている業者がいれば良いのですが、リフォームするにしても、お金はどうしてもかかります。
相続した実家をどうするのか、他の相続人とじっくり話し合った上で考える必要があります。

相続のトラブルで最も多いのが、建物や家の相続についてです。
「相続トラブルはドラマだけ」と思われるかもしれませんが、現実にも起こり得る話です。
トラブルが起きてしまったら、取り返しの付かないことになります。
転ばぬ先の杖として専門家に相談し、早急に解決へと導くようにして下さい。